〔044〕毛無山 (1,218m)〜白馬山(1,060m)

2010年09月11日


岡山100山に戻る

岡山県真庭郡新庄村田浪
Road Map :中国道を蒜山ICで下りて、県道58号線を南下し、道標に従って田浪キャンプ場へ向かう。
Route Map:田浪ビジターセンターを基点に右回りで周回する。
標高差:504m
岡山100山』   有数のブナ林、季節にはカタクリの群生。
けなしがせん
欠点はないのだが特徴も薄い山
  広い駐車場に綺麗なトイレ、整備された登山道に山頂からは360°の大展望、岡山を代表する山だけのことはあるが、季節のせいか何故か魅力を感じなかった。  まぁ、本人が山登りに気が向かなかった影響と思うが・・・
金ヶ谷山に移動する
  白馬山から縦走出来る金ヶ谷山の登山口に車で移動する。
登山口の広い駐車場、奥にはビジターセンターと同じ建屋にトイレがある。
今朝の気温は20℃と低いのであるが、湿度が高い。
7時56分に駐車場を出発する。
喫茶店なのか食堂なのか知らないが ”山の家”と書かれていた。
下山時に寄ってみようと思っていたが、忘れて帰ってしまった。
チェーンで通行止めされた林道を進んで行く。
ここで標高680mあるので楽な山歩きになると思ったが・・・
好きだなー、この表示。 どこの登山口にも立てて欲しいものだ。
MTBで疾走して楽しいのは本人だけでハイカーは嫌な思いをしている
のを知って欲しい。(俺はたまにバイクで疾走するが・・・)
分岐から少し進むとてな表示があった。
林道を12分程進むと ”白馬山”への分岐に着いた。
今日は右回りで ”毛無山”を先に登ることにする。
程なく林道から登山道に入って行く。
ガイドブックには ”けなしやま”と書かれているが、正しくは
けなしがせん”だったんだ。 俺も ”けなしがせん”の読みを使いたい。
22分にて ”五合目”に着く。 山頂まで1.2kmと書かれていた。
ここまでは穏やかな登りだった。
小さな岩に ”毛無大岩”と書かれていた。
コップが置いてあったので覗いてみると岩の下から清水が沸いていた。
飲んでいないで味は不明。
32分にて ”六合目”に着く。 山頂まで0.6kmの表示あり。
ここから斜度がきつくなり、ジグを切って登って行く。
見事なブナ林が広がる中を登って行く。
今日は薄曇りで緑が冴えないが、天気の良い日に歩いてみたいものだ。
53分にて ”八合目”に着く。 山頂まで0.3kmの表示あり。 毛無大岩より、この岩の方が数段大きい。
どこまでもブナ林が続くが他に見所が何も無く、変化の少ない退屈な道だ。
1時間6分にて ”避難小屋”に着く。
ここが ”九合目”となっていた。
”避難小屋”の中を覗いてみるとベンチとテーブルがあるだけで宿泊用ではなかった。 1人ならテーブルの上で眠れそうだ。
ここまで展望は無かったが、山頂直下で展望が開けた。 薄曇りと霞みで絵にならない景色でがっかり。
1時間16分にて ”毛無山”(1,218m)に着く。 汗をたっぷり掻いてい
るので吹き抜ける風が涼しい。 先行者は香川から来られた御夫婦で、
今日は海外遠征らしい。
奥さんにシャッターを押して貰った後、御主人が我がカメラに興味を持たれ、山談義ならぬカメラ談義が始まる。 話に夢中になり山頂からの景色を撮り忘れてしまった。
”毛無山”から ”白馬山”への縦走路はササが綺麗に刈り込まれ、
緩やかに下って行く道は天空回廊的で楽に歩けた。
縦走路途中から ”毛無山”を振り返り見る。
こちらもブナ林が広がり、花時ならカタクリが咲き誇る様だが、
今の季節には何も無かった。
カタクリ広場”から見た ”大山”方面。
肉眼でも殆ど見えなかったが、”烏ヶ山”の羽ばたく様な山容は拝めた。
小さな登りはあるものの全体としては緩やかに下って
行く縦走路は本当に楽に歩ける道だ。
再び ”毛無山”を振り返り見る。
2時間06分、”毛無山”から42分にて ”白馬山”(1、060m)に着く。
ピーク感はまったく無く、縦走路の途中にしか思えない。 展望は ”大山”方面が見えるのみ。
”大山”の山頂は相変わらずガスで覆われており、今日、”大山”に登っている人は
お気の毒です。 烏ヶ山にはガスが乗ったり、切れたりの感じ。
”白馬山”からは、まったく展望の利かない樹林帯の中を真っ直ぐに下って行く。 ササが刈り込まれた良い道ではあるのだが、何の見所も無く、淡々と下るだけなのでやけ時間を長く感じる。
沢音が聞こえ出し、最初の分岐に戻って来る。
しろうまやま
車で移動中に振り返り見た ”毛無山”の山容。